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最近、ジャイアンツの選手は個性豊かな選手が少ない、目立つのは投手では菅野選手、打者では坂本選手ぐらいかな・・・それに比べて元木大介は数字は残せなかったけど、勝負所で何かを起こす不思議な力と個性を持っていた。若い人は野球選手だった事を知らないで、ただのタレントだと思ってる人が多いんじゃないのかなあ~当時は長嶋監督で彼の事を曲者と呼ぶようになったのは有名な話だ。俺が今でもはっきり覚えてる彼の1本のホームラン、確かヤクルト戦かな?相手のピッチャーの名前も忘れたが、とにかくその時はピッチャーの調子がよく、ストレートが早くて、ジャイアンツのバッターはてんてこ舞いしていた。そして元木の打席になった。初球は外角ギリギリ高めのストレート、この球に彼はピクリとも反応しなかった。ピクリとも反応出来ない彼を見て、俺もカーブかなんか他の球種を待っているのかなあと思っていて、解説者も同じような事を言っていた。ところが2球目もピッチャーはまた1球目と同じコースのストレートを投げ込んできたのだ。驚いたのは元木が狙いすましたかのようなスイングで、タイミングがドンピシャ、レフトスタンドに叩き込んだ。俺も解説者も余りにも見事なホームランに驚いた。勝負師な彼の事、1球目の無反応は探りの見送りで、次はこのピッチャーの性格なら絶対同じコースのストレートを続けて投げてくると完全にヤマを張っていたに違いない、このホームランでジャイアンツは勝を得た。まあ、プロでもアマチュアでもバッターは多かれ少なかれヤマを張るが、右バッターの外角高めを、普通ならライト方向に流し打ちをするのが、ヒットになる確率が高いが、あえてレフトスタンドに打ち込んだ元木選手は、最初から引っ張る事を前提にしてホームランを意識したスイングは明らかで、ヤマを張ってなければ絶対打てないホームランだ。テレビで彼を見る度、このシーンを思い出す。他にも良いバッターたくさんいるが、エンターテイメント野球のプロのバッターの凄さを教えてくれたひとりである。
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2017.08.19 Sat l 思い出 l コメント (0) l top

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